「その人らしくをめざして」
高齢者の方々は、「住み慣れた地域で自分らしく暮らしたい。」との願望をお持ちです。
病院・施設・在宅と医療保険制度・介護保険制度だけではそのニーズを満たすことは難しいことです。
地域の中にネットワークを組み、各関係機関と適切に連携をとることが重要です。
弘成会は西明石地区における総合的サービス機関として高齢者の方々のニーズにお応えするために、連携・発信を行います。
そして、地域より末永く愛され、信頼され、住民の皆様のお役に立てるように努めています。
「明海地域包括医療・ケア連携室」の役割と取り組み
現在、医療機関では新型コロナウィルス感染症の対応に追われ、国民は自粛生活により家族や社会との交流も自由にならない日々を過ごしています。
特に高齢者は寂しさや運動不足から体力・気力が落ち、アフターコロナに備えたフレイル(虚弱)に対する医療・ケアも注視しなければなりません。
今後の状況を踏まえ、地域の支援体制に病院・施設・地域が一丸となって、取り組む時代です。
私達、「明海地域包括医療・ケア連携室」は治療が必要な状態から、今後の生活を見据えた視点で、当院の医師とかかりつけ医との連携や介護支援担当者との連携強化が求められ、以前より相談が増えています。
看護師・相談介護支援専門員が対応し、地域に根ざした窓口として医療連携だけでなく、今後の医療・生活について、退院前に専門職による具体的な支援にも取り組み、安心して退院して頂けるようにサポートしております。
御気軽にご相談下さい。
地域ケア病床・かかりつけ医等、地域の医療機関との連携
明海病院の基本理念は「患者さんが安心して安全な医療を受けられる環境を整え、良質な医療を提供することを通じて、地域社会に貢献する」ことを目的としています。
本院の目標の一つ「在宅復帰機能強化加算」の申請を行い、平成29年1月1日付にて受理されました。
「医療を伴う在宅へのシフト」
医療療養病床を運営する立場として、従来より医療を伴う在宅へのシフトがしやすくなったことにより、住み親しんだ地域・環境での療養や生活が安心して継続できるようになります。
本院では、今まで以上に地域ケア病床・かかりつけ医等。地域の医療機関との連携を深めてまいります。
なお、介護老人保健施設ライフ明海におきましても、令和3年7月付で「在宅復帰超強化型加算」を取得しており、併せて地域の皆さまの快適な療養や生活に引き続き邁進する所存でございます。
「医療・介護」に関するお悩み等を総合的にサポート
明海地域包括医療・ケア連携室では、在宅支援・訪問看護、介護だけでなく、療養型病院での医療連携、介護老人保健施設での介護連携において、高齢者の医療・介護サービスにおける総合相談窓口としてもご利用いただけます。
【明海地域包括医療・ケア連携室】
お問い合わせ
078-922-8800
対応時間 9:00~17:00
担当: 青山、谷本(施設入・退所担当)、平郡(入・退院担当)